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2009.12.01 Tuesday

手描き京友禅師の独り言・・・手描き?型?

今回は友禅技法の入口にある分岐点です。

それは手描き友禅型友禅です。

友禅と言えば同じですが作業などの全く違う物なのです。

前回のブログで出て参りました『宮崎友禅斎』から始まった友禅ですが
全て手作業で画家のように絵を描き、滲む生地と戦い作られる友禅着物は当然、高価な物でした。

そこで登場するのが明治時代の『広瀬治助翁』です。
この人物の発明で型友禅が誕生し、友禅技法に『手描き』と『』の名前が生れたのです。

DOUSEN JEANSは手描き京友禅です
二分する両者の技法についてのご紹介をしたいのですが
現代では複雑で緻密な柄まで可能にした「型友禅」の技法については詳しく述べることが出来ませんので歴史的なところを・・・書いて「型友禅」の技法は今回で終了させて頂きます。

型友禅の技法には前身とも言える「小紋染め」という伝統技法があります。型紙に小さな穴を空けて模様を作り、生地に糊を刷り込みます。糊の乾燥後に生地全体を染めると糊の部分は染料が入りません。乾燥と染料の定着後に水で洗い流せば糊が付いていた部分は白生地のままで模様となります。

この技法を応用したのが「型友禅」です。発明をしたのが先述の『広瀬治助翁』なのです。

技法は小紋染め技法で出てくる糊に染料を合わせて模様として生地に写したため『写し友禅』と呼ばれていました。これが『型友禅』の始まりでした。
大量生産を可能にした『写し友禅』はその後も新しい技術の開発とともに
友禅着物を庶民にまで一気に普及させることに成功しました。現在も新技術が出来ていることと思います。

次回からはDOUSEN JEANSの専門分野「手描き京友禅」技法です。
最後までおつきあい有難うございました。
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