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2009.12.15 Tuesday

手描き京友禅師の独り言・・・手描き友禅の工程は?

友禅あれこれ
今回のの独り言は友禅染めの技法を大きく2つに分ける手描き友禅型友禅手描き友禅技法です。

手描き友禅
基本的にはフリーハンドで全ての工程をおこないます。いわゆる一点物、関西的にいってんもんが出来あがる技法です。

友禅染めは簡単に言うと生地に模様を染める技術ですが滲む染料を操り、思い通りの絵にしていくには色々な方法が編み出されてきました。

素描き友禅
数ある技法の中で一番古典的な技法でその他の多くの技法はこの技術に防染剤が加わったり応用したりと基礎的な技法、素描き友禅について書いていきます。

その名の通りに直接生地に染料液で絵を描いていきます。皆さんが画用紙に絵の具で描くのと同じ作業ですが前回までに書きましたように生地は水が滲みますので必ず必要なのが地入れ作業と呼ばれる生地の滲みを抑える液を刷毛で生地全体に塗り込んむ工程です。

地入れ
この時に使う液は海藻を煮込んだフノリ液や豆をふやかして潰した液などがありますが手間と時間と使い切らないと腐るという面から近年は化学的に作った溶剤を使用するところが多くなりました。
この地入れ作業後に乾燥させれば滲みを抑えた状態になっています。

濃度
その後の画風によって決めるのですが濃度が高い方が滲みは少なく絵は描きやすくなります、ただし紙やキャンバスの絵画と違い水洗い をして衣類として仕上げるため溶剤によってガードされた染料は同時に洗い流れてしまうので出来あがりの染料濃度が下がります。このため洗浄前と後では濃度の薄い絵となってしまいます。滲みを止めてしまうのではなく扱いやすい滲みまで抑える程度が望ましいのです。描く速度、技量が上がればどんどん薄い地入れでOKになります。

この素描き技法の中には生地を水で濡らして染料の滲みを意図的に起して操る濡れ描きという技法もあります。暈しなどに使用します。

ここまでで今回は終了します。次回は違う技法を書いていきます。

それでは展示会でお会いしましょう・・・


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