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2012.10.03 Wednesday

手描き京友禅でTシャツを染める 其の壱 「下絵」

久しぶりに友禅のことを書きたいと思います。歴史とかは書物などがたくさんありますので
技法、技術のご紹介を工程ごとに何回かに分けて書いてまいります。

完成までお付き合い下されば友禅染めの基礎であり「本友禅」と呼ばれる手描き京友禅をマスター出来る!
とまでいかずとも御理解して頂けるのではないかと・・・。
ちなみに本来は着物を染める技法ですがDOUSEN JEANSではそのままの技法で
Tシャツやジーンズに染めていますので素材はTシャツで進めてまいります。

〜友禅技法の中で代表的な「挿し友禅」でTシャツにを染める工程〜

※「挿し友禅」とは細い糊でを作った堰(糸目)の中に筆や刷毛を用いて模様を染める(色付け)為
「糸目友禅」とも呼ばれます。

其の壱、下絵

手描き友禅染めTシャツ 下絵

糸目糊を生地に置くための下絵が必要となります。青花と呼ばれる群青色の液体で
生地に筆描きしていきます。まずは「あたり」をとる極薄め。
手描き友禅Tシャツ 下絵1

仕上げは中濃度。
手描き友禅Tシャツ 下絵2

自分で糸目をするならこの程度の濃度と下描きでOKです。(私の場合です。また題材にもよります)
青花液はこの後の工程の「地入れや染色、洗浄」の水で消えて見えなくなりますが
もしもの場合(染め難)を防ぐためにも極力、濃度は抑えた方が良いでしょう。

※京都では着物の完成まで細かく分業体制ができています。
今回の工程の下絵だけを行う職人さん、次の工程の糸目糊だけを行う職人さんもおられます。
職人さんに糊を置いてもらうにはもっと細部までクッキリと細かく描き上げないとダメです。

簡略的な紹介ですが以上が「下絵」の工程でした。
次回は「糊置き」の工程を載せたいと思います。
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